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[MOM721]関東選抜A西堂久俊(早稲田大2年)_圧巻2ゴール!神戸、京都の練習参加で“結果”への意識強める

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MF西堂久俊(早稲田大2年=市立船橋高)が2ゴールを決めた

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.6 デンチャレ準決勝 関東A 2-0 関東B・北信越]

 圧巻の2発だった。関東選抜Aは前半40分、右サイドでボールを持ったMF西堂久俊(早稲田大2年=市立船橋高)は斜めにドリブルを開始。エリア手前まで持ち込むと左足を一閃。ゴール右隅に蹴り込み、先制点を奪う。さらに後半24分、今度はカウンターから自ら持ち込んで、右サイドでDFと入れ替わる。そのままエリア内に侵入し、左足で豪快に突き刺し追加点を決めた。

 “事実上の決勝戦”ともみられた一戦でのハイパフォーマンスに、「僕の強みは推進力。経験上、迷っていてもいいことはないので、そこは思い切ってということを意識していた。1点目とか特に思い切りの良さが出たのではないかなと思います」と自己評価も上々だ。

 市立船橋高、早稲田大とアマチュアサッカーの名門を渡り歩く西堂。大学進学直後にはU-18日本代表にも選ばれ、ポルトガル遠征を経験した。順調な成長をみせると、今オフにはヴィッセル神戸と京都サンガF.C.の2クラブのキャンプに参加した。

 そのキャンプでは大きな刺激を受けたという。何より得点への意識をより強めることができた。「上でやるためには“結果”を残さないといけないという思いが強く芽生えました。ゴールへの意識は強くなったかなと思います」。またポジショニングについての細かな指導があったことで、プレーヤーとしての幅を広げることができたとも語る。「コンセプトがこの選抜チームとも合っていた。それがモロに生きた感じになったので、行った甲斐があったなと思います」。

 今月4日には早稲田大の同期のMF鈴木俊也が大宮アルディージャへの入団内定を発表した。「同期にそういう存在がいるというのは誇らしい」と話すも、「同時期にキャンプ行っていて、彼は掴み取ってきたので悔しい思いはある」と本音も漏らす。「切磋琢磨していければいい」。まだ焦る時期ではないが、「僕も早めにJに行きたい」とより目標を明確にした。
 

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