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首位追走の3位ユベントスがラツィオに逆転勝利! モラタが2G1A、好調キエーザも攻撃で貢献

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ユベントスが逆転勝利

 セリエAは6日に第26節を行い、ユベントスラツィオに3-1で勝利した。

 FWクリスティアーノ・ロナウドをベンチに置いたユベントスは4-2-3-1の布陣を敷く。4バックはFWフアン・クアドラード、DFメリフ・デミラル、DFアレックス・サンドロ、FWフェデリコ・ベルナルデスキが務め、中盤はDFダニーロとMFアドリアン・ラビオを起用。右サイドにFWデヤン・クルゼフスキ、左サイドにFWフェデリコ・キエーザで、トップ下にMFアーロン・ラムジーを配置し、最前線にFWアルバロ・モラタを入れた。

 ユベントスは序盤からラツィオの攻撃を受ける。前半4分にはFWモハメド・ファレスのカウンターに遭うもピンチを逸する。しかし、同14分に失点。クルゼフスキのバックパスはMFホアキン・コレアに奪われ、そのままゴールを決められてしまう。

 チャンスが少ないユベントスだったが、前半39分に同点に追いつく。左サイドのベルナルデスキから縦パスを受けたモラタがPA左のスペースにパス。反応したラビオがPA左から左足シュートを放つと、ゴールのニアサイドに突き刺した。

 後半からユベントスがさらに攻勢を増す。後半4分にはキエーザがPA左を個人技で突破し、右足シュートでゴールを狙う。そして同12分に試合をひっくり返す。ラツィオの攻撃を防いだユベントスは、キエーザが中盤でボールを奪い切り、一気に加速。相手守備陣のズレを突いてスルーパスを出すと、モラタがそのまま最前線を駆ける。PA内に進入し、左足シュートを叩き込んだ。

 2-1としたユベントスは後半14分、ラムジーが敵陣内で倒されてPKを獲得。モラタが冷静にPKを決め、3-1と点差を広げる。その後は、C・ロナウドやMFアルトゥール、MFウェストン・マッケニー、DFレオナルド・ボヌッチなどを投入。しっかりと試合を守り切り、ユベントスが連勝を達成した。

 前人未踏の10連覇を目指すユベントスは現在3位。2位ミランとは勝ち点1差に、首位インテルとは7差となっている。

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