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マルコス、小池、大然でまたも3発! 横浜FMが今季初白星、福岡はMF吉岡J1デビュー&初アシストも未勝利続く

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[3.10 J1第3節 福岡1-3横浜FM ベススタ]

 J1リーグは10日、第3節を各地で行い、横浜F・マリノスアビスパ福岡を3-1で破った。2試合連続の3ゴールで今季初白星。対する福岡は1分2敗となり、5年ぶりのJ1復帰初年度で苦しい戦いが続いている。

 ともに開幕2試合を1分1敗と、勝ちがないチーム同士の対戦。ホームの福岡は中3日の前節・清水戦(△1-1)から先発3人を入れ替え、今季初先発のDF宮大樹とMF田邉草民、開幕節フル出場のFWフアンマ・デルガドを起用した。対する横浜FMは中2日の前節・広島戦(△3-3)から4人を変更。DF小池龍太、DF高野遼、MF渡辺皓太、FWエウベルが今季初先発を果たした。

 試合は立ち上がりから攻め合う展開となり、最初の決定機は福岡。前半4分、フアンマの折り返しからFW金森健志が右足で狙ったが、わずかに枠を外れた。横浜FMも同11分、MFマルコス・ジュニオールのポストプレーを起点に左サイドへ展開し、高野の低弾道クロスボールにがゴール前へ。合わせることはできなかったが、良い形が見られた。

 福岡は前半14分、左サイドを突破したMF山岸祐也がフアンマのスルーパスからゴールに迫り、こぼれ球を拾ったフアンマがシュートを流し込むも、山岸の時点でオフサイド。同16分にはMF重廣卓也のクロスがゴールマウスを襲うも、これはGKオビ・パウエル・オビンナが冷静なポジショニングで処理した。

 やや福岡の優勢で試合は進んでいったが、先取点を取ったのは横浜FM。前半36分、左のハーフスペースを攻め上がったエウベルのシュートが重廣の腕に直撃し、ハンドの反則でPKを獲得した。キッカーはマルコス。落ち着いてゴール左下に決め、エウベル・マルコス・FW仲川輝人の3選手でおなじみの“かめはめ波”とゆりかごのパフォーマンスを見せた。

 ここからは福岡の奮闘もあって拮抗した展開が続いたが、横浜FMは後半17分に追加点。高野の持ち上がりから攻撃のスイッチを入れ、エウベルの左サイド突破は相手に止められたが、すぐさまマルコスが奪い返す。これを渡辺がつなぐと、中央に絞っていた小池が右足一閃。ミドルレンジから強烈なシュートを突き刺し、今季初ゴールが貴重な2点目となった。

 その後は互いに選手交代を続ける中、福岡が後半29分にセットプレーから1点を返す。左からのコーナーキックを途中出場のMF吉岡雅和がゴール前に送り込むと、ボールはオビの上を越えてファーサイドに向かい、同じく途中出場のMFカウエが高打点ヘッド。吉岡はJ1デビュー戦で初アシストとなった。

 ところが、福岡の反撃はここまで。横浜FMは後半アディショナルタイム1分、途中出場のMF水沼宏太のピンポイントクロスに対し、ニアサイドに飛び込んだ前田がダイビングヘッドで沈めて2試合連続の今季3点目。最後はリードを2点に広げ、今季初白星を収めた。

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