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献身プレス結実、川崎Fレアンドロ・ダミアンがまた2発! 副キャプテン就任「より責任感」

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川崎Fレアンドロ・ダミアンが2ゴール

[3.10 J1第3節 川崎F2-0徳島 等々力]

 川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンが2ゴールを挙げ、開幕4連勝の立役者となった。ホーム等々力陸上競技場では3日のC大阪戦に続く1試合2得点を記録し、今季4得点目。加入3年目の新シーズンは副キャプテンの一人としてチームを牽引する。鬼木達監督は「より責任感を持ってプレーしてくれている」と称えた。

「この2年間、いろんな面で彼の影響力があった。ブラジル人の選手が毎年新しく入ってきても、彼が中心になってまとめ上げてくれる。日本人、ブラジル人、韓国人と国籍の枠を超えて影響力があっていいかなという部分で、彼に副キャプテンをお願いした」(鬼木監督)

 今季は前線からプレッシャーをかけ続ける姿、ハードワークがより際立っているが、「自分としては来日当初から変わらずやってきたつもり」とL・ダミアン。2得点目もそれが結実した形だった。前半42分、プレスを継続して高い位置で相手DFからボールを奪取すると、すぐさまPA右手前から右足を振り抜き、ミドルシュートでネットを揺らした。

 前半12分の先制点もL・ダミアンが激しくプレッシャーをかけた流れから、MF三笘薫がアシスト。C大阪戦の2得点はいずれもDF山根視来のクロスに合わせる形だった。「去年は前線に加入1年目の選手が何人かいて、お互いを知りながら過ごしたシーズンだった。今季はお互いがやりたいことを理解しているから、このような数字につながっていると思う」。

 今季4得点目を挙げ、現在得点ランキングトップのFW大久保嘉人(C大阪)に並んだ。来日1年目の2019年は9ゴール3アシスト、昨季は13ゴール5アシスト。今季はさらなる飛躍が期待されるが、得点王への意欲について聞かれると、「数字にこだわらず、自分がやるべきことをやっていきたい」とフォアザチームの姿勢を強調した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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