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リバプールがサラー&マネ弾でCLベスト8へ! リーグ戦は不調も…ライプツィヒに連勝果たす

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リバプールが欧州CLベスト8へ

[3.10 欧州CLグループリーグ1回戦 リバプール 2-0 ライプツィヒ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。リバプール(イングランド)とライプツィヒ(ドイツ)が対戦し、リバプールが2-0で勝利。2試合合計4ー0で終え、8強進出を決めている。

 第1戦と同様に、ドイツの新型コロナウイルス対策の影響で第2戦はリバプールの本拠地開催が不可能となり、またしてもハンガリーの首都ブダペスト開催となった。敵地扱いの第1戦を2-0で勝利したリバプールは、第2戦で4-3-3の布陣を敷く。CBにはDFナサニエル・フィリップスとDFオザン・カバクを起用し、MFファビーニョは中盤に配置された。前線3枚にはFWモハメド・サラー、MFディオゴ・ジョタ、FWサディオ・マネが並んだ。

 2点を追いかけるライプツィヒは3-4-3の布陣を敷く。来季バイエルン加入が内定しているDFダヨ・ウパメカノが3バックの中央に入り、前線3枚はFWエミル・フォルスベリ、FWユスフ・ポウルセン、MFダニ・オルモが配置された。

 ライプツィヒは立ち上がりにD・オルモがゴールを狙うが、決め切れない。その後はリバプールが攻勢を増し、前半19分にはジョタがヘディングシュートを放つも、GKグラーチ・ペーテルに阻まれる。

 さらにリバプールの決定機は続く。前半24分、サラーがボールを運んでシュートを放つが、またしてもグラーチにセーブされる。こぼれ球をマネが頭で押し込むが、再びグラーチに守られた。

 ライプツィヒも前半32分にMFケビン・カンプルが右足でコントロールショットを放つも、GKアリソン・ベッカーにキャッチされる。一方、リバプールもジョタが得意のドリブル突破からシュートでゴールを狙うが、こちらもグラーチのセーブに遭った。

 前半をスコアレスで折り返すと、ライプツィヒは後半からカンプルを下げてFWアレクサンデル・セルロートを投入。さらに後半15分にはポウルセンとフォルスベリに代えて、FWユスティン・クライファートとFWファン・ヒチャンを出場させる。

 ライプツィヒは後半20分に交代出場選手が決定機を作る。ファン・ヒチャンが左サイドからクロスを上げ、セルロートがヘディングシュート。ボールは山なりにアリソンの頭上を越えるが、クロスバーを叩いた。

 流れを掴んだように見えたライプツィヒだが、スコアを動かしたのはリバプール。後半25分、中盤のマネからの縦パスをジョタが受け、横にパスを出す。収めたサラーがPA右から中央にカットインして左足シュート。ゴール右隅に決め切り、待望の先制ゴールを挙げた。

 リバプールは得点直後に交代カードを切る。ジョタとMFチアゴ・アルカンタラを下げ、FWディボック・オリギとMFナビ・ケイタを入れた。すると直後に再び得点。後半29分、右サイドのサラーからケイタを経由し、パスを受けたオリギが右サイドからクロスを上げる。ゴール前のマネがワンタッチでゴールに押し込み、2-0と点差を広げた。

 リバプールは後半37分にMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを下げてMFジェームズ・ミルナーを投入。同44分にはマネとDFアンドリュー・ロバートソンに代えて、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンとDFコスタス・ツィミカスを出場させる。そのまま2-0で第2戦を制し、2試合合計を4-0で終了。リーグ戦では苦しい戦いが続くリバプールだが、欧州CLでは順調にベスト8進出を果たした。

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