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2大スター不在の8強は16年ぶり…失点関与のC・ロナウド&PK失敗のメッシが揃って姿消す

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FWクリスティアーノ・ロナウドとFWリオネル・メッシが揃って16強敗退

 FWリオネル・メッシを擁するバルセロナは10日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でパリSGと1-1の引き分けに終わり、2試合合計2-5で14年ぶりに準々決勝進出を逃した。前日9日には、FWクリスティアーノ・ロナウドの所属するユベントスポルトに屈してベスト16敗退。両選手が準々決勝を前に揃って姿を消すのは、2004-05シーズン以来16年ぶりとなった。

 アウェーでの第1戦を1-2で落としていたユベントスは、9日にホームでの第2戦に臨んだ。前半に先制を許したイタリア王者は後半に2ゴールを奪い、2戦合計3-3で延長戦に突入。延長後半に相手の直接FKで失点を喫すると、直後に合計スコア4-4としながらも、アウェーゴール差で敗退が決まった。

 2試合で無得点に終わったC・ロナウドはFKの場面で壁に入っていたが、相手のシュート時に背を向けてジャンプし、その下を抜けたボールがゴールへ。このプレーにGKボイチェフ・シュチェスニーが怒った様子を見せ、複数のメディアや解説者からも批判の声が上がった。

 また、エースのメッシに率いられたバルセロナは、ホームでの第1戦で1-4の大敗。敵地で迎えた第2戦は前半に先制を許したが、そのすぐ後にメッシが強烈なミドルシュートを決めて流れを引き戻した。だが、追い上げムードが高まる中、同アディショナルタイムに獲得したPKでメッシがまさかの失敗。後半はスコアが動かず、2戦合計2-5で敗退の憂き目に遭った。

 その一方で、ドルトムントの20歳FWアーリング・ハーランドは今大会10ゴールで得点ランキング首位を快走し、チームの準々決勝進出に貢献。パリSGの22歳FWキリアン・ムバッペもバルセロナ戦4ゴールでメッシに引導を渡すなど、新時代の到来を予感させる大会となっている。

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