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本田圭佑、加入即オランダデビュー飾る

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 J1名古屋からオランダ1部リーグのVVVに移籍したMF本田圭佑(21)が20日、オランダ・フェンロで入団記者会見を行い、その直後に行われたリーグPSV戦で後半から出場。加入していきなり欧州デビューを飾った。試合は1-1で引き分けた。

 試合前の記者会見で「車のホンダとは違う本田です。VVVフェンロのために全力を尽くします」と話し会場の笑いを誘った。ヴェツェル監督は、戦術理解度、またチームとして動かなければいけないなどから本田の先発はない、と断言。ただし、試合状況によっては出場の可能性も示唆していた。
 そして記者会見から100分後。VVVの本拠地に現在リーグ首位を走る強豪PSVを迎えての一戦。敵将は先日まで名古屋で指導を受けていたフェルフォーセン監督だ。本田はベンチスタート。開始早々2分にVVVが先制したが、同点に追いつかれる。
 その後VVVに退場者が出て、10人での戦いを強いられることとなる。そんななか、背番号29をつけた本田が後半開始と同時にピッチに立ち、守備的MFとして欧州デビューを果たした。数的不利の中、強豪PSVから激しいプレスもかかったが、防戦一方のなかで本田はフィジカルの強さを見せボールを奪取していく。CKも4本蹴り、大きく枠は逸れてしまったがミドルシュートも放つなど、攻守に存在感を見せる上々のデビューとなった。

 「同じ引き分けだけどPSVより喜んでいい結果。次は先発で出たい」と、早くも次戦に闘志を燃やした。

 この結果、VVVは勝ち点19の13位。PSVは勝ち点40で首位をキープしている。

<写真説明>強豪PSV戦で欧州デビューを果たした本田圭佑。そのほか最新PhotoNEWSで記者会見デビュー写真大量掲載!

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