beacon

遠藤渓太がウニオンの“キーパーソン”に?監督が次節での先発起用を示唆「必ず選択肢に入る」

このエントリーをはてなブックマークに追加

指揮官がMF遠藤渓太の起用に言及

 ウニオン・ベルリンのMF遠藤渓太は、ついに先発出場のチャンスを迎えるのだろうか。ウルス・フィッシャー監督がその可能性をほのめかした。

 昨夏、買い取りオプション付きのレンタルで横浜F・マリノスから加入した遠藤。プレシーズンでのケガにより出遅れるも第3節~第5節の試合にはそれぞれ途中出場すると、第7節ビーレフェルト戦でスタメンデビュー果たし、開始直後に初ゴールをマークしながら、20分に無念の負傷交代を強いられた。そして以降、6試合の途中出場にとどまり、最近地元メディアでは今夏以降のウニオン残留の可能性が低いと伝えらている。

 だが、そんな遠藤に新たなチャンスが訪れるかもしれない。ドイツ誌『キッカー』が13日に行われるブンデスリーガ第25節のケルンとのホームマッチで、これまで「脇役」だった遠藤が得点力不足に悩まされるチームの「キーパーソン」になる可能性を指摘。フィッシャー監督がそのケルン戦に向けて、「引いて守る相手の場合、何度も一対一のシチュエーションを解かなければならない。これに関してはケイタが必ず選択肢に入るだろう」と語っていたことを紹介した。

 なお同監督は第24節のビーレフェルト戦(0-0)に途中出場した遠藤について「彼の30分間のプレーは本当に良かった」とも日本人ウィンガーに満足感を示し、この試合で2度の好機を逸したことを気にしていない様子。今シーズンも残りあと10試合。遠藤は欧州挑戦が1シーズンで終わらないためにも結果を残したいところだ。

●ブンデスリーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP