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日本人コンビの活躍でビーレフェルトが強豪撃破、堂安「重要な勝ち点3」奥川「明確なサッカーをやれば勝利できる」

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MF奥川雅也(左)とMF堂安律がそれぞれ得点

[3.14 ブンデス1部第25節 レバークーゼン1-2ビーレフェルト]

 ブンデス日本人コンビが躍動した。MF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトがブンデスリーガ第25節でレバークーゼンに2-1の勝利。堂安が前半17分に、奥川が後半12分に得点を挙げた。

 日本人2選手が揃って先発出場するのは今節が初。前半17分にはMFクリスティアン・ゲバウアーのPA右からのクロスを堂安がスライディングで押し込み、先制に成功する。堂安にとって、1月20日のシュツットガルト戦以来の今季4得点目となった。

 前半を1-0で折り返すと、今度は奥川が躍動。後半12分、奥川が左サイドからのクロスを収め、PA内でGKと1対1になる。冷静に右足でゴールを仕留め、加入後初得点で点差を2点に広げた。終盤に1点を返されるが、ビーレフェルトが8試合ぶりに白星を手にした。

 試合後、堂安は「タフな試合でしたけど、ゴールできたしチームも勝てた。すごく重要な勝ち点3を取れたと思います」と手応えを語る。「ギビ(ゲバウアー)からすごくいいボールが来た。試合前に彼とはああいうボールが欲しいと話をしていたので、彼に感謝したいと思います」と狙い通りの連係だったことも明かした。

 一方で、堂安も「嬉しく思う」と語った奥川の初ゴール。残留争いをする17位マインツ(勝ち点21)が勝利を収めていたが、ビーレフェルトも勝ち点3を得て15位(勝ち点22)となった。自身の得点が決勝点となり、奥川は「昨日マインツが勝ってたということで、僕たちにとって大事な試合だった。そこで自分のゴールでチームを勝ちに向けられたのは自分にとって良かったと思います」と喜びを語る。

 ヨーロッパリーグにも出場していた強豪レバークーゼンから白星を奪い、「僕たちも明確なサッカーをやればこうやって勝利できる。レバークーゼンにも勝てると思うので、そこはどんどん続けて勝ちをつなげていけたらいいかなと思います」と大きな自信を手にしていた。

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