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決勝でも同点ヘッド決めて中国新人計4発!高川学園W中山桂吾「インターハイ・選手権で得点王を目指します」

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前半24分、高川学園高FW中山桂吾が同点ヘッド

[3.15 中国高校新人大会決勝 高川学園高 1-1(PK4-3)瀬戸内高]

 選手権で昌平高(埼玉)のゴールを破ったストライカーが、中国高校新人大会決勝でもゴールを決めた。高川学園高(山口)FW中山桂吾(2年=ルーヴェン福岡出身)は0-1の前半24分、MF北健志郎(2年)の右FKを頭で合わせて同点ゴール。今大会4得点目を挙げた。

 準決勝は無得点だったこともあり、「決勝で決めたいという思いが強かった」と中山。“ホットライン”を形成する北のキックや、ブロックしてくれる仲間を信じてニアへ飛び込んだストライカーは、得意のヘッドで歓喜をもたらした。

 後半の決定機を活かせず、目標の6得点には届かなかった。だが、右サイドへポジションを移した後もハードワークを継続。PK戦でもしっかりと決めて優勝に貢献し、「優勝できて嬉しかったです」と素直に喜んでいた。

 181cmと長身で一定のキープ力も兼備。「ヘディングは長所だと思うので競り合いは自信を持ってやっていますし、足元も鍛えていきたい」。地元・福岡から伝統的に好ストライカーを輩出する山口の名門へ進学し、逞しく成長を続けるFWはゴールでチームを勝たせる意気込みだ。

「インターハイ・選手権で得点王を目指します。岡崎慎司選手のような『最後は気合』みたいなストライカーになりたいです」と宣言。FW山本駿亮(現鹿児島)やFW梅田魁人(現宮崎)といった先輩たちを超えるストライカーとなって、県内、全国でもゴールを連発する。

(取材・文 吉田太郎)

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