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打ち合い制したFC東京が3試合ぶり勝利! 渡辺剛のV弾で追いすがる湘南下す

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[3.17 J1第5節 FC東京3-2湘南 味スタ]

 J1第5節が17日に行われ、味の素スタジアムではFC東京湘南ベルマーレが対戦し、FC東京が3-2で競り勝った。打ち合いとなったゲームはDF渡辺剛が決勝ゴール。FC東京が3試合ぶりの白星で今季2勝目を挙げた。

 ホームのFC東京は14日の大分戦(△1-1)から7人を変更し、DF岡崎慎が復帰後初のスタメン入り。MF森重真人は4-3-3のアンカーに入った。対する湘南は今季初勝利を挙げた仙台戦(○3-1)から2人を入れ替え、FW町野修斗とMF田中聡がスターティングイレブンに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合を動かしたのは湘南だった。前半26分、プレッシャーをかけて高い位置でボールを奪取した流れから、MF高橋諒のパスを受けた大橋が狭いスペースをドリブルで仕掛け、相手DFを抜いてペナルティエリア内に侵入。DF渡辺剛に止められたが、その後ろでこぼれ球に反応したMF山田直輝が迷わず右足を振り抜き、ゴール右隅へと突き刺した。

 湘南が先制に成功したが、ここからFC東京が反撃に出る。前半37分、相手のパスコースを読んで森重がカットすると、一気にカウンターへ。FW田川亨介からパスを受けたFWディエゴ・オリヴェイラがつなぎ、抜け出したFW渡邊凌磨がシュート。これはGKに阻まれたが、こぼれ球に詰めた田川が右足で押し込み、1-1。さらにその3分後、MFアルトゥール・シルバが展開し、左サイドからDF中村帆高が絶妙なクロスを供給。ディエゴがドンピシャヘッドで合わせ、試合をひっくり返した。

 2-1で前半を折り返すと、FC東京はD・オリヴェイラが単騎突破からシュートを打てば、抜群のスピードでロングボールに抜け出した田川がフィニッシュに持ち込むが、いずれもGK谷晃生のセーブに阻まれた。互いに交代カードを切りながら試合を運ぶと、湘南が次の一点を奪った。後半33分、後方からのフィードを高橋が落とすと、FW石原直樹が左に展開。山田からのクロスを高橋が押し込み、2-2とした。

 しかし、FC東京はその3分後に再びリードを奪う。DF小川諒也が左サイドからクロスをあげ、ファーサイドで競り勝った森重が高い打点から折り返すと、ニアサイドの渡辺がヘディングシュート。これがGK谷の手を弾いてネットを揺らし、決勝ゴール。終盤はGK波多野豪を中心に守ったFC東京が3-2で接戦を制し、3試合ぶりの勝利を挙げた。

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