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マンCがデ・ブルイネ起用の最適解“0トップ”でボルシアMG粉砕! 2発快勝で4季連続のCLベスト8へ

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マンチェスター・Cが危なげなくベスト8へ

[3.16 欧州CL決勝T1回戦第2戦 マンチェスター・C 2-0 ボルシアMG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が16日に開催され、マンチェスター・シティ(イングランド)とボルシアMG(ドイツ)が対戦。中立地で行われた試合は、シティが2ー0で勝利し、2戦合計4ー0で4シーズン連続のベスト8進出を決めた。

 グループリーグを無敗で突破したシティは、公式戦21連勝を宿敵マンチェスター・Uに止められたものの好調を維持。ボルシアMGとの第1戦は2-0で快勝しており、ホーム扱いとなった中立地開催で第2戦に臨む。

 シティは4-2-3-1の布陣を敷く。守備陣はGKエデルソン、右SBにDFカイル・ウォーカー、2枚のCBにDFジョン・ストーンズとDFルベン・ディアスを起用。DFジョアン・カンセロは左SBに配置されながら、攻撃時は中盤で数的優位を作る。アンカーにMFロドリを、インサイドハーフにMFケビン・デ・ブライネとMFイルカイ・ギュンドアン。前線はFWリヤド・マフレズとMFフィル・フォーデン、最前線はMFベルナルド・シウバが起用された。

 シティは最前線の選手が中盤に落ち、“0トップ”の中盤5枚で変幻自在に攻め立てる。前半12分には早々に先制。右サイドからマフレズがドリブルで相手選手をかわし、横にパスを出す。控えたデ・ブルイネが左足を振り抜くと、凄まじい弾道でゴール上を叩きつけながらネットを揺らした。

 シティの勢いは止まらない。前半18分、中盤でパスを受けたフォーデンが軽やかなターンからドリブルを開始。PA手前で相手2選手のマークを引き付けながら隙間を通すスルーパスを出し、最後はギュンドガンがPA内でGKヤン・ゾマーをかわして追加点を沈めた。

 ボルシアMGはパス精度高く、少ない決定機でゴールに迫る。前半32分、FWマルクス・テュラムが左足シュートを放つが、GKエデルソンにキャッチされる。同41分には、テュラムがPA内にスルーパスを通し、FWブリール・エンボロがPA左から左足シュート。鋭い弾道は惜しくもゴール右外にはずれた。

 前半を2-0で折り返したシティは、後半19分に2枚の交代カードを切る。ロドリとカンセロを下げ、MFフェルナンジーニョとMFオレクサンドル・ジンチェンコを投入。ボルシアMGも直後にテュラムとエンボロに代えて、MFハネス・ボルフとFWアラサン・プリーを入れる。シティはさらに後半25分に2枚投入し、ディアスに代えてDFエメリク・ラポルトを、ギュンドガンに代えてFWラヒーム・スターリングを出場させる。30分にはB・シウバを下げてFWセルヒオ・アグエロを入れた。

 ボルシアMGは縦パスで抜け出して決定機を迎えるが、シュートはゴール枠内を捉えられない。終始試合を支配したシティがそのまま逃げ切り、2-0で試合終了。2戦合計4-0で危なげなく1回戦突破を決めた。準々決勝第1戦は4月6、7日に行われる。

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