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ファインセーブで勝点1に貢献した浦和GK西川「次は勝利につなげたい」

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浦和レッズGK西川周作

[3.17 J1リーグ第5節 浦和 0-0 札幌 埼玉]

「どちらのチームが勝ってもおかしくなかった」。スコアレスドローで90分間の戦いを終え、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督はそう言った。とはいえ、前半は札幌にかなり押し込まれた。流れを五分に持って行ったのはGK西川周作の再三にわたるファインセーブだった。

 特に後半はシュートストップがさえわたった。後半3分、DF田中駿汰のヘディングシュートを左ひざ上で弾いて防ぐと、同12分にはMF駒井善成の強烈なミドルシュートを右手でかろうじて触り、コーナーに逃れる。同42分にはMF深井一希のヘディングシュートを好反応で阻んだ。

 埼玉スタジアムでは、浦和のGKが好守備を見せたときにスポンサーの文化シヤッターが「Nice Save!」の文字をオーロラビジョンに出す。この日は何度もその画面が映し出された。これには西川も、「自分がしっかり止めることやDFが体を張ってくれることで『Nice Save!!』の文字が出る。それは一つのモチベーションになっている」と胸を張った。

 これで浦和は1勝2分2敗。ただ、昨年は17試合22失点(5勝4分8敗)だった埼スタで今季は今のところ3試合1失点とホームの利を結果に反映させている。

「無失点で終えることはGKやDFにとっても一番目に見える結果。どんな試合でも無失点にこだわってやっていきたいし、今後はチームを勝たせられるように、勝利を持ってくることのできるようなセーブを一つでも多くしたい」と西川は意気込む。次は中3日で川崎F戦。「勝利したい。上にいくために大事な試合だと思う」と力強く言った。

(取材・文 矢内由美子)
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