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「やっと形になった」FC東京SB中村帆高がピンポイントクロスで初アシスト! 長谷川監督も称賛

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DF中村帆高がアシスト

[3.17 J1第5節 FC東京3-2湘南 味スタ]

 FC東京の東京五輪世代DF中村帆高が絶妙なクロスボールでゴールをお膳立てした。「個人としてもチームとしても欲しかったサイドからの、クロスからの得点というのがやっと形になった」。左サイドバックで先発した中村は1-1で迎えた前半40分、利き足ではない左足のピンポイントクロスでFWディエゴ・オリヴェイラのゴールを導いた。

 ルーキーイヤーの昨季、リーグ戦は12月12日の広島戦(○1-0)でプロ初ゴールを挙げていたが、アシストはこれが初。長谷川健太監督も「昨シーズンの課題だったサイドバックからの得点が5節で生まれたのは、チームにとって非常に明るい結果」と喜ぶ得点の形だ。

 右サイドバックを本職とするが、ルーキーイヤーの昨季も左右両サイドバックでプレーしてきた。抜群の対人守備を武器とする中村帆高が、攻撃面でも進化を示した。

「基本的にはずっと右足の練習をしている中で、左サイドバックで、左足で(アシスト)。あのシーンも『この辺だろう』と力がうまく抜けて、いいところにいった」。謙虚な姿勢を崩さず、「狙って蹴ったと自信を持って言えるくらい、左右両足、チャレンジしていかないといけない。これを機にどんどんアシストをつけていけてたら」とさらなる進化を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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