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山田、高橋弾も3失点…湘南は4敗目「得点後のメンタリティ」浮嶋監督が反省

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湘南MF高橋諒が2試合連続ゴールも…

[3.17 J1第5節 FC東京3-2湘南 味スタ]

 湘南ベルマーレは打ち合いとなった接戦を落とし、今季4敗目を喫した。試合後、浮嶋敏監督は「予想していたゲームプランで出来たが、点が入ったときに2点目を狙いにいくメンタリティーをあの時間帯に持てずに2失点してしまった」と前半の試合運びを悔やんだ。

 前節の仙台戦(○3-1)で今季初勝利を挙げた湘南は前半26分、アウェーで先制点を奪った。MF高橋諒のパスを受けたFW大橋祐紀が鋭いドリブルで突破。相手DFを抜いてPA内に侵入すると、最後はこぼれ球に反応したMF山田直輝が右足を振り抜き、ゴール右隅へと突き刺した。

 幸先良く先制に成功したが、前半37分、40分と立て続けに失点。「得点を取った後の話をしていたにも関わらず、もう1点というメンタリティを持てなかったのが反省点」と浮嶋監督。1-2で折り返した後半はGK谷晃生の連続セーブでFC東京の攻撃を跳ね返し、後半33分に鮮やかな連携から高橋が2-2とする同点ゴールを挙げた。

 意地を見せたが、その3分後にCKの二次攻撃から決勝ゴールを献上。DF石原広教は「チームとして練習してきたセットプレーで、マークのズレが出たところは最後の詰めの甘さ」と悔しさをにじませた。開幕から5試合で失点が続く状況。石原は「失点が多くなったのは後ろの責任。複数得点を取った中での敗戦だったので、今日は守備陣が課題に向き合わないといけない」と立て直しを誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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