サンパウロ(ブラジル1部)は17日、江蘇蘇寧(中国1部)に所属していた元ブラジル代表DFミランダ(36)が約10年ぶりに復帰加入することを発表した。契約期間は2022年12月31日までとなっている。

　ミランダは2004年に母国クラブのコリチーバでプロデビューし、ソショー(当時フランス1部)を経て2006年8月にサンパウロへ移籍。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの3連覇などに貢献し、2011年夏にアトレティコ・マドリーへと活躍の場を移した。

　スペインではラ・リーガ優勝やUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇などを経験し、2016年夏にインテルへ移籍。2019年夏に契約を解消して中国スーパーリーグの江蘇蘇寧に加入すると、2020年にはリーグ初優勝に貢献。しかし、今年2月に親会社「蘇寧グループ」の経営悪化により、クラブの活動停止が発表されていた。

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