beacon

盤石チェルシーがアトレティコに完勝で7年ぶりCL準々決勝進出!! プレミア全3クラブが無失点で8強入り

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーが準々決勝に進出

[3.17 欧州CL決勝T1回戦 チェルシー 2-0 A・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が17日に行われ、チェルシー(イングランド)は本拠地スタンフォード・ブリッジでアトレティコ・マドリー(スペイン)に2-0で勝利した。2試合合計3-0とし、2013-14シーズン以来7年ぶりのベスト8進出。アトレティコは2シーズンぶりの16強敗退となった。

 新型コロナウイルスの影響でルーマニア開催となった2月23日の第1戦は、アウェー扱いのチェルシーが1-0で勝利。アトレティコは実質6バックの守備的布陣で臨んだ同試合から一転し、今回は4-4-2で前からプレッシャーに行く積極的な入りを見せた。

 前半26分にはFWルイス・スアレスからのスルーパスにMFヤニック・フェレイラ・カラスコが反応。これを読んだチェルシーDFセサル・アスピリクエタがワンタッチでGKエドゥアール・メンディに下げようとしたところ、ボールが弱くなり、PA内中央で奪いかけたカラスコがアスピリクエタに倒されるが、PK獲得とはならない。

 チェルシーはアトレティコのプレスを剥がすボール回しで徐々に攻撃のペースをつかむと、前半34分に先制する。カウンターからMFカイ・ハフェルツのパスを受けたFWティモ・ベルナーがPA内左に持ち込み、左足でグラウンダーのクロス。フリーでファーに走り込んだMFハキム・ジイェクが右足で合わせ、GKヤン・オブラクの足元を抜けたシュートがネットを揺らした。

 1点のビハインドで折り返したアトレティコは、後半から交代策やシステム変更で打開を図る。しかし、チェルシーから主導権を奪うことはできない。後半36分には、攻撃時のCKでDFステファン・サビッチがDFアントニオ・リュディガーに肘打ちをしていたとしてレッドカードを受け、数的不利に陥った。

 危なげなく試合を進めるチェルシーは後半アディショナルタイム4分、カウンターから交代直後のDFエメルソン・パルミエリが決めて2-0。そのまま逃げ切り、公式戦14試合無敗(10勝4分)でベスト8に駒を進めた。

 これでグループリーグを突破したプレミアリーグ全3クラブが準々決勝に進出。リバプール(2-0、2-0)、マンチェスター・シティ(2-0、2-0)、そして今回のチェルシー(1-0、2-0)と、いずれも無失点での勝ち上がりとなった。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●プレミアリーグ2020-21特集
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP