ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドが来年のワールドカップ制覇を見据えていると主張した。

　10年余りにわたってリオネル・メッシとともに世界最高の選手の1人として評価されるロナウド。2018年からはユベントスに活躍の場を移した同選手だが、加入以降チャンピオンズリーグで早期敗退が続き、今夏の移籍市場でクラブから退団するのではないかとの憶測が広がる。

　契約を1年残してセリエA王者から離れる可能性が報じられるロナウドについて、サントス監督はプレスカンファレンスで「彼には大きな夢がある。それはワールドカップでプレーすることで、それを勝ち取ることだ。これが彼の一番のゴールで、それ以外のことは代表チームとは関係ない」と同選手が代表にクラブでのことを持ち込んではいないことを強調した。

　2006年から5大会連続のワールドカップ出場を目指すロナウドは、これまでに代表チームとともにEURO2016とUEFAネーションズリーグを制したが、世界王者に輝いたことはない。そんな同選手自身も先日に、ワールドカップ制覇が夢であることを明かしていた。

　なお、ポルトガルは3月末から始まるヨーロッパ予選でアゼルバイジャン、セルビア、ルクセンブルクと対戦する。