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森保J、五輪世代は“絶対的主軸”DF冨安のみ…久保・堂安らはU-24招集か「成長につながる」

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五輪世代はDF冨安健洋(ボローニャ、写真中央)のみ選出された

 日本代表森保一監督が18日、オンラインで記者会見を行い、25日の国際親善試合・韓国戦(日産ス)、30日のカタールW杯アジア2次予選・モンゴル戦(フクアリ)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。五輪代表世代からはDF冨安健洋(ボローニャ)のみの選出となった。

 森保監督はこの日のオンライン会見で、冨安について「コアなメンバーとしてスタメンで出られるだけのプレーを見せてくれているし、所属チームでもそういったプレーを見せてくれている」が絶大な信頼を語った。

 一方、昨年10月と11月の欧州遠征に参戦していたMF堂安律(ビーレフェルト)、MF久保建英(ヘタフェ)、DF中山雄太(ズウォレ)、MF三好康児(アントワープ)、MF板倉滉(フローニンゲン)、DF菅原由勢(AZ)をはじめ、Jリーグで実績を重ねるMF三笘薫(川崎F)ら成長著しい五輪世代の選手は選ばれなかった。

 彼らは所属先の招集制限がなければ、U-24アルゼンチン代表との2試合を控えるU-24日本代表に招集される見込みだ。森保監督は「東京五輪世代の選手たちは基本的にはアルゼンチン戦に回ってもらい、勝利を目指して戦ってもらう。経験を積んで個々のレベルアップにつなげてもらいたい」と説明。その上で「(冨安の)他にもA代表でスタメンでプレーできる選手、スタメンでなくてもサブのメンバーで入ってもらい、戦う戦力として考えられる選手はいるが、絶対的にスタメンではないということであれば、世界的強豪のアルゼンチン戦に回ってもらい、素晴らしい相手とプレーする時間が長い方が個の成長につながると思うし、五輪に向けた強化になると思う。またその先のA代表の強化につながる」と期待を寄せた。

(取材・文 竹内達也)
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