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代表招集された南野、サウサンプトン指揮官は嘆き節「コロナ禍で招集するなんて…」

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日本代表に招集されたFW南野拓実

 日本代表は18日、25日の国際親善試合・韓国戦、30日のW杯アジア2次予選・モンゴル戦に臨むメンバー23人を発表。サウサンプトン所属のFW南野拓実も選出された。クラブの指揮官ラルフ・ハーゼンヒュットルはこの時期の代表招集に疑問を投げかけている。英『デイリー・エコー』が伝えた。

 リバプールから期限付き移籍でサウサンプトンに加入した南野は、新天地で少しずつ順応。低調のチームの勝利にこそ貢献できていないが、ここまでリーグ戦では6試合2得点を挙げている。サウサンプトンは20日のFAカップ準々決勝・ボーンマス戦に臨み、その後に南野を始めとした代表選手は各々の地に出発するという。

 ハーゼンヒュットル監督は、新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大の中で代表戦に向かう選手たちを憂慮する。「南野の代表招集は長い旅になる。見たくはないが、それは仕方のないことだ。ほかの代表招集された選手も含めてね」と心配の声を挙げた。

「正直なところ、現時点で代表招集がどれほど難しいことか、また帰還して再び戦線復帰するまでどれほどのループを越えていかなければいけないかを見ると、私としてはナンセンス。理解はできない」

「私たちはいかなる理由でも国を離れることができない状況だ。だが、彼らはそのようなパンデミックでも世界中を飛び回る。この状況で長距離移動をして代表戦を行わなければいけない理由がわからない」

「しかし、私たちはそれを受け入れなければならない。選手がまた起用できるようになった場合だけ、それを受け入れるよ。そうなることをとにかく願っている」

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