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長谷部誠とのMFコンビに手応え…フランクフルトMFソウ「より自由にやれることになる」

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 フランクフルトに所属するスイス代表MFジビリル・ソウが地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』のインタビューに応じ、その中で中盤での長谷部誠とのプレーについても語った。

 現在24歳のソウは2019年夏にスイスのヤングボーイズからフランクフルトにやって来たセントラルミッドフィールダー。移籍1年目は出場機会こそ得ていたものの、評価が伸びず、一時は周囲から“1000万ユーロの間違った買い物”とも呼ばれていた。そんな同選手だが、今季第8節以降は出場停止の1試合を除いてすべてのリーグ戦に先発出場し、シーズン中盤から続くチームの好調の一因と見られるようになっている。

 以前にも今季第14節以降、ほとんどの試合でボランチで起用されている長谷部との連携への好感触を明かしているソウだが、今回のインタビューでも元日本代表MFとのプレーについて言及。MFセバスティアン・ローデとの関係性を引き合いに出しながらこのように語った。

「ハセベは多くのことを眼(ビジョン)でこなし、冷静で落ち着いている。それに彼は守備ラインの1列前の位置で(自分)より守備的なプレーをする。それによって当然、より自由にやれることになる。ゼップル(ローデ)と中盤で組むと、お互い攻撃的になり過ぎないように気をつけなければいけない。常にチームの正しいバランスを保つためにね」

 それぞれの特徴を語ったソウは続けて、「でも(ローデとも)一緒に調和したプレーができることは示してきた。結局のところハーゼ(長谷部)とMFでプレーするのか、ゼップルとなのか、同じことだよ」ともコメント。アディ・ヒュッター監督が誰と組ませようが、気にしない様子を示していた。

 なお20日に行われる第26節ウニオン・ベルリン戦ではDFマルティン・ヒンターエッガーが負傷欠場、DFトゥタが出場停止のため、長谷部は3バックの中央に置かれる可能性が高い。それによりフランクフルトはソウとローデのMFコンビで臨むと見られる。

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