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鳥栖が歴代最多タイの開幕6戦連続無失点! 福岡との“九州ダービー”でスコアレスドロー

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鳥栖と福岡はスコアレスドロー

[3.21 J1第6節 鳥栖0-0福岡 駅スタ]

 J1第6節が21日に行われ、3位サガン鳥栖はホームで9位アビスパ福岡と0-0で引き分けた。これで開幕から6試合連続無失点。1996年に横浜フリューゲルスが打ち立てた歴代最多記録に並んだ。また、前節からの連勝は逃したものの、開幕6戦無敗(4勝2分)としている。

 2016年以来となった鳥栖と福岡による“九州ダービー”。序盤からボールを握る鳥栖はGK朴一圭も含めた安定感のあるビルドアップで福岡のプレスを剥がし、ゴールに迫っていく。

 前半16分、PA手前やや右のFKからキッカーのDFエドゥアルドが左足で低いシュート。しかし、好反応を見せたGK村上昌謙に弾き出される。同29分にはPA内の混戦で相手にハンドがあったと鳥栖の選手たちがアピールするが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックを経ても判定は変わらない。

 前半35分にPA内右のDF飯野七聖が左足でニアを狙ったシュートは、再びGK村上がセーブ。同36分にMF樋口雄太が浮き球のスルーパスを送り、FW小屋松知哉が抜け出すも、オフサイドを取られる。鳥栖はチャンスを生かせず、0-0でゲームを折り返した。

 押されていた福岡は後半に入り、MF金森健志の仕掛けを中心に相手ゴールを脅かす。すると鳥栖は後半11分、FW山下敬大に代えて今季3得点のFW林大地を投入。再び相手を押し込むと、同22分にMF島川俊郎が中央から右サイドに展開し、PA右脇の飯野が右足のボレーキックで中央へ送る。MF本田風智が頭で合わせてネットを揺らすも、飯野のオフサイドで得点は認められない。

 その後も互いにゴールを奪えず、スコアレスのまま終了のホイッスル。鳥栖は開幕6試合無敗(4勝2分)、連勝が2で止まった福岡は3試合負けなし(2勝1分)となった。

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