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内田が「不動の右SB」加地脅かす

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 日本代表候補の指宿合宿8日目(22日)は九州学生選抜と練習試合(45分×3本)を行った。23日付スポーツニッポンによると、DF内田篤人(19=鹿島)がDF中澤佑二(29=横浜FM)やDF駒野友一(26=磐田)ら主力DFに交じって1本目に抜てきされたとのこと。「周りがうまい選手ばかりで、自分の技術の無さを痛感している」と内田は謙そんしたが、攻守に積極的なプレーを見せ「W杯を目指すチームの雰囲気を味わえた」と手応えを口にしたという。

 これまで、ジーコ政権でもオシム政権でも、DF加地亮(28=G大阪)が不動の右サイドバックに君臨してきた。だが、ここにきて、19歳の存在感が増してきている模様だ。内田は「加地さんは判断の早さがまったく違うし、常に落ち着いてプレーしている」と話しながらも「経験していければ良くなると思う」と頼もしく話したという。

 岡田ジャパンのエースFW高原直泰(28=浦和)は、清水東高の先輩で、一緒にプレーすることを夢見てきた。「まだまだ課題は多いけど、(代表に)残れたらいいですね」と内田。岡田ジャパンの右サイド戦争に、19歳の若武者が名乗りを上げた、と同紙は伝えている。

(文 吉田太郎)

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