beacon

攻撃陣爆発の川崎Fがゴールラッシュ!! 浦和は埼スタで屈辱の5失点完封負け

このエントリーをはてなブックマークに追加

ゴールラッシュを披露した川崎フロンターレが快勝

[3.21 J1リーグ第6節 浦和 0-5 川崎F 埼玉]

 J1リーグは21日、第6節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ川崎フロンターレが対戦。前半42分にFW小林悠の得点で先制した川崎Fが、後半に4点を加点して5-0の完封勝利を収めた。

 ホームの浦和は17日の第5節札幌戦(△0-0)から先発2人を入れ替え、MF伊藤敦樹、DF宇賀神友弥らを先発起用。一方、アウェーの川崎Fは第5節神戸戦(△1-1)から先発2人を入れ替え、FW長谷川竜也、小林らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半10分に川崎Fがゴールを脅かす。高い位置でのボールカットを成功させ、最後はDF山根視来がPA外から枠を捉えるシュートを放つも、GK西川周作に阻まれてしまう。同12分には浦和に好機。左サイドからDF山中亮輔が送ったクロスをFW杉本健勇がダイレクトで狙う。シュートは枠を捉えたが、横っ飛びしたGKチョン・ソンリョンに右手1本で弾き出されてしまった。

 すると、前半42分に川崎Fが先制に成功する。MF田中碧のパスから右サイドを駆け上がった山根がアーリークロスを送ると、PA内に走り込んだ小林がヘディングで叩き付けてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0と川崎Fがリードしたまま後半を迎えると、同4分に川崎Fが追加点を奪取する。相手のパスをカットして攻撃につなげ、右サイドから小林がクロスを供給。PA内のFWレアンドロ・ダミアンが胸トラップでボールを落ち着けると、右足のジャンピングボレーで叩き込み、リードを2点差に広げる。

 攻撃の手を緩めない川崎Fは後半6分、MFジョアン・シミッチのスルーパスからPA内に走り込んだDF旗手怜央が右足で蹴り込んで3点目。さらに同8分には左サイドから長谷川が送ったクロスをファーサイドのL・ダミアンが落とし、中央の小林が体で押し込んで4点目を記録する。

 大量4点のリードを許した浦和は後半11分、MF武田英寿、MF阿部勇樹、MF大久保智明の3枚を一気に投入して状況を打開しようと試みる。しかし、再びスコアを動かしたのは川崎F。同22分、高い位置でのボール奪取を成功させたMF脇坂泰斗がPA外から左足のシュートを放つと、勢いよく飛び出したボールは一直線にネットに突き刺さり、リードは5点差に広がった。

 その後、川崎Fに追加点こそ生まれなかったものの、浦和の反撃を許さずに逃げ切って5-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP