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強い決意で勝つチームへ。東福岡の新主将CB段上直樹「自分がこのチームを引っ張っていく」

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東福岡高の新主将、CB段上直樹

 プレミアリーグWEST開幕を控える東福岡高(福岡)は、サニックス杯ユースサッカー大会2021(福岡)で12チーム中7位。矢板中央高(栃木)、鹿島アントラーズユースに1点差で競り負けたが、その後2度のPK戦勝利を含めて3連勝で大会を終えた。

 プレミアリーグが発足した11年から一度も降格することなく、“高校年代最高峰のリーグ戦”を戦う東福岡。その開幕前に強度の高い関東の強豪チームと対戦できたことは良い経験になったようだ。

 新主将のCB段上直樹(新3年=アビスパ福岡U-15出身)は「強度の部分というのは全然違うなと思います。普段できない関東のチームとやってみて、良い部分で刺激になることが多くて、良い経験ができています」と語った。

 強豪チームのとの戦いで課題を再確認。予選リーグでは、選手権3回戦で敗れた矢板中央にリベンジするチャンスが訪れたが、結果は計18本のシュートを放ちながら0-1で敗れた。4位に終わった九州高校新人大会を含め、押し込んでからの崩し、決定力は課題となっている。それだけに、段上は「質を高めれば点も獲れてくると思うのでこだわっていきたい」と力を込めた。

 段上は指名される形で“赤い彗星”東福岡の新主将に。福岡U-15でも主将を務めていたプレーヤーで、昨年は選手権メンバーにも入っている。新チームに移行した当初から抱いていた「自分が引っ張っていかないと」の思い。「もちろん、『やってやろう』と思っているんですけれども、それ以上に自分がこのチームを引っ張っていくという思いの方が大きかったです」と語るリーダーが背中でチームを引っ張っていく。

 サニックス杯で段上は最終ラインの柱として対人の守備の強さや「完璧にできたと思います」と振り返る予測力、対応力などを発揮。空中戦でよりレベルアップする必要性を口にしていたが、リーダーとしてチームを安定させていた。

 今年のチームについて、段上は「今年は素直なチームだと思っている」と説明する。「一つ一つのことに文句を言う人はいないし、それに対して『何で?』となるよりも、『良し、やろう』というチームだと思うので、そこは素直かなと」。今年は飛び抜けた選手がまだいないが、その素直さとプライドを持って攻守に隙の無いチーム、そして日本一を目指す。

 段上は選手権に出て、なおかつ優勝できるチームを希望して東福岡へ進学。その東福岡は近年、内容で上回りながらも競り負けるような戦いが続いている。それだけに、「どの大会でも東福岡は上位にいるチームだと思う。良いサッカーができても勝てなくては意味がないと思うので、勝つということにこだわっていきたい」。気持ちを全面に出す右SB園田桐志(新3年)や10番のMF衛藤遥希(新3年)らとともにチームを引っ張り、リーグ戦などで力を磨いて選手権で目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)

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