サガン鳥栖は24日、北海道コンサドーレ札幌のFW中野嘉大(28)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。期限は2021年3月24日から22年1月31日まで。背番号は7を着用する。移籍期間中は、鳥栖と札幌が対戦するすべての公式戦に出場できない。

　19年に札幌に加入した中野は20シーズンのJ1リーグ戦で6試合、今シーズンは出場なしとなっていた。佐賀東高出身の中野は鳥栖の公式サイトを通じ、「高校時代を過ごした第二のふるさとである佐賀の地でプレーできることを嬉しく思います。シーズンはもう始まっていますが、好調なチームに少しでも早く適応して、サガン鳥栖の力になれるように頑張ります」とコメントしている。

　また、札幌の公式サイトでは「シーズンが始まったばかりのこのタイミングで、チームを離れることに自分も納得できない部分はありますが、さらなる成長の為このような決断をしました」とチームを離れる思いを語る。「同じJ1リーグにいますので、しっかり活躍し自分の映像や名前が皆様に届くように頑張ります」と意気込みを伝えている。

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