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「Jでもちょっと抜けている」三笘との“初共演”に意欲…久保「僕がこんなことを言う立場ではないけど」

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MF三笘薫とMF久保建英

 “初共演”を互いに楽しみにしているようだ。U-24日本代表MF久保建英(ヘタフェ)は、同代表で初めて同時選出されたMF三笘薫(川崎F)と「早く一緒にプレーしてみたい」と語った。

 久保にとって、東京五輪世代の活動は19年11月の広島合宿以来、約1年4か月振りに。新型コロナウイルスの影響もあり、「色々と制限がある」中での活動となるが、「やれることをやっていくのが大切。できる限りピッチ上で突き詰めていきたい」と視線を前に向けている。

 今回の活動では、初めて同時に選出された選手もおり、Jリーグで大ブレイクを果たした三笘とも、意外にも“初共演”となる。しかし、ともに川崎Fの下部組織に属していた時期があり、三笘が「久保選手が小学生の時に一回、ジュニアユースとジュニアでプレーした時の記憶がある」と語ったように、「三笘選手は個人的に交流もあり、コミュニケーションは取りやすい」と久保も語る。

 三笘はプロ1年目となった昨季、J1リーグ30試合13得点12アシストと破格の数字を残し、川崎Fのリーグ制覇、そして天皇杯制覇に貢献。個人としてもベスト11に選出されるなど充実のシーズンを過ごすと、今季も開幕から変わらぬハイパフォーマンスを披露している。

 そして、Jで抜きんでた活躍を見せる男とプレーすることを、久保も楽しみにしているという。「Jリーグを見ても、ちょっと抜けているというか、自分がこんなことを言う立場ではないけど、見ていてすごく楽しい選手という印象があるので、早く一緒にプレーしてみたいというのが率直な気持ちです」。

 今活動で注目を集める2選手の“初共演”。果たして、久保と三笘はどのような化学反応を示すのだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)

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