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森保Jが日韓戦へ最終調整「コンディションを確認した上で、ベストメンバーで臨む」

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最終調整を行った日本代表

 日本代表は24日、翌25日の国際親善試合・韓国代表戦に向け、試合会場の日産スタジアムで前日練習を行った。招集された23選手全員が参加。公開された冒頭15分間ではランニング、ボール回し(鳥かご)で汗を流した。

 日本代表は同日午前、森保一監督とDF吉田麻也(サンプドリア)ら4選手が報道対応。午後から韓国の映像を用いてスカウティングを行った後、夕方の公式練習に臨んだ。非公開とした冒頭15分以降は韓国対策も盛り込んだトレーニングを行ったとみられる。

 森保監督は韓国戦のメンバー編成について「ベストメンバーということで試合に臨みたい」と明言。「今日の練習でコンディションを確認した上で、ベストというメンバー」と注釈をつけつつも、「できれば招集したすべての選手に先発で出てほしいが、それは不可能なことなので、試合の状況を見ながら選手の起用を考えていきたい」と説明しており、先発にはこれまでの中心メンバーが送り込まれる可能性が高そうだ。

 その場合、GK権田修一(清水)、最終ラインの吉田とDF冨安健洋(ボローニャ)、ボランチのMF遠藤航(シュツットガルト)、2列目のMF伊東純也(ゲンク)、MF南野拓実(サウサンプトン)、MF鎌田大地(フランクフルト)、1トップのFW大迫勇也(ブレーメン)は有力か。2列目の構成次第ではFW浅野拓磨(パルチザン)の起用も考えられる。

 中盤ではMF守田英正(サンタクララ)、MF古橋亨梧(神戸)といった森保ジャパン経験者の起用も期待される一方、国内組のみで争う両サイドバックは主力が不在。左はDF佐々木翔(広島)が初招集のDF小川諒也(FC東京)を経験面でリードしているが、右は7年ぶり復帰のDF松原健(横浜FM)と初招集のDF山根視来(川崎F)が並ぶ形となっており、いずれも出場すればA代表デビューとなる。

 韓国相手には2017年、19年のE-1選手権で立て続けに敗戦。森保監督は「プレーしている選手は全員同じではないので、ベストを尽くすことは変わらないが、選手は変わっている」と編成の違いを語りつつも、「日本代表として戦うので、勝利を目標して、サポーターや応援してくださる方に勝利を届けるためにベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)

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