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モラタ、チェルシー時代の苦悩を明かす「当時はうつの状態に近かった」

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チェルシー時代のFWアルバロ・モラタ

 ユベントスのFWアルバロ・モラタが、2017年夏から1年半在籍したチェルシー時代を「苦しかった」と振り返っている。

 スペイン『エル・ムンド』のインタビューで、モラタは「自分がうつ病にかかったことは一度もないと思っていた。絶対にそうならないことを願っていたよ。でも、チェルシー時代にはその状態にかなり近かった」と語っている。

「うまくいかず、メンタル的に落ち込んでいる時には自分自身が最悪の敵になる。これはプレーヤーにとって本当に良くない状況なんだ。うつはケガと同様で、まるで足首を破壊されるような病気だと思う」

 モラタはチェルシー時代にはつらい心理状況にあったと、次のように明かしている。

「僕らはジムやピッチでトレーニングを重ね、テクニックやタクティクスでの向上を目指す。それと同様に心の面でもトレーニングや調整が必要だと思う」

「自分の年代のプレーヤーでも、心理学やメンタルの専門家から教わることは最近まで普通のことと見なされていなかった。でもこれは重要なことだと思う。困難に直面することは誰にでもあるからね。僕がチェルシーに移籍した時、近くにそのプロがいたら良かったと思っている。もしそうなっていたら、自分はもっともっと良いプレーができたはずだ」

 チェルシー時代の2017-18シーズンはアントニオ・コンテ監督に、18-19シーズン前半戦はマウリツィオ・サッリ監督から指導を受けたモラタ。プレミアリーグのブルースで公式戦72試合24ゴールの数字を残したスペイン人FWだったが、チェルシーでの1年半はメンタル面でベストの状態から程遠かったようだ。

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