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C・ロナウドやルーニー獲得した名将ファーガソン、補強時に重要視した“特徴”を明かす

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サー・アレックス・ファーガソン氏が補強で重要視した点とは

 元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のサー・アレックス・ファーガソン氏は、選手獲得時に重要視した要素を明かした。

 2013年の退任まで27年間にわたりマンチェスター・Uを指揮したファーガンソン氏。“クラス・オブ92”と称される後に黄金期を築いた選手たちを昇格させ、エリック・カントナやクリスティアーノ・ロナウドウェイン・ルーニーといった後に世界的な名手になる選手たちを掘り当てた名将は、クラブの公式ウェブサイトで自身の補強戦略について語った。

「選手たちをおそらくいくつかに分類できると思う。1つは天性のタレントを持った天性のフットボール選手たち。1つは私の意思の強さを共有できた選手たちで、ベストプレーヤーでなかったかもしれないが、自らベストプレーヤーへとなっていった選手たちだ。そんな彼らは内面に何かしらを持ち合わせていた」

「32歳の時の監督としての最初の敗戦を振り返りたい。予期していない敗戦だった。簡単な試合になると見込んでいた。しかし、2-5でアルビオン・ローバーズに敗れた。私はイースト・スターリングで指揮し、選手たちの週給は5ポンドほどだった。家に帰って『選手たちの中にアレック・ファーガソンがいなければ、私は成功できない』と考えた。だから、その時から私の選手たちが確実にメンタルタフネスを持つようにした」

「私は本能を信じている。獲得したいと考える選手たちに関しての良い本能が私にはあった。特定の選手を見たとき、マンチェスター・ユナイテッドの選手になれるといった特徴を見ることができた。私が見ていた選手たちからそのような特徴を見て取れた。本能はとても重要だ。チーム選考でもときどき本能に頼った。『この選手を起用しない。あの選手を起用しよう』という本能が私にはあった。直感ではない、これは本能だ」

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