FWリオネル・メッシはバルセロナで数々のクラブ記録を更新しているが、ファン投票でクラブ史上最も偉大な選手1位には選ばれなかった。英『ミラー』が伝えている。

　メッシはバルセロナの歴代最多得点者であり、誰よりも多くの試合に出場している。だが、ファン投票では2年間在籍したディエゴ・マラドーナ氏がトップに立った。メッシは2番目にとどまっている。

　メッシは昨夏に退団を画策し、バルセロナでの将来はいまだ不透明だ。それでも、メッシは20年の大半をバルセロナに捧げ、歴史上でも最も成功した時期を支えてきた。輝かしい歴史を持つバルセロナには、選ぶべき選手に不足はない。

　FWネイマール、リバウド氏、ロナルド・クーマン氏といった選手がトップ10にも入らなかったのは、在籍した選手たちの質の高さを物語っている。

　メッシに続いてトップ3に入ったのは2005年のバロンドール受賞者であるロナウジーニョ氏だ。4位には、選手兼監督としてカタルーニャで過ごしたヨハン・クライフ氏が入っている。

MFアンドレス・イニエスタとシャビ・エルナンデス氏は、それぞれ5位と6位にランクインしている。彼らはバロンドールを獲得しなかったが、偉大な選手として知られている。

逆に2度もバロンドールを受賞したのがロナウド氏だ。彼はバルセロナに1年しかいなかったにもかかわらず、8位に選ばれている。その1シーズンは、メッシやFWルイス・スアレスに匹敵する47得点を記録している。

カルレス・プジョル氏とDFジェラール・ピケは、ペップ・グアルディオラの時代にセンターバックとして活躍した選手で、ともにクラブのアカデミー出身だ。彼らはスアレスとともに、トップ10に選手されている。

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