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カッサーノがトッティとの若き日を回想「良くて2時間睡眠。彼にカノジョができてからは取り残されて…」

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ローマでチームメートだったアントニオ・カッサーノフランチェスコ・トッティ

 元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏が、元同僚クリスティアン・ビエリ氏のTwitch(ツイッチ)チャンネル「Bobo TV」に出演し、フランチェスコ・トッティ氏との思い出を語った。

 カッサーノ氏はかつて、2001年から2006年にかけてローマで活躍。ローマのレジェンド、トッティ氏とは5年間にわたってチームメートだっただけでなく、クラブ加入直後はトッティ家で居候生活を送っていた。そんなカッサーノ氏は、トッティ氏の半生を描いたドラマがイタリアで放映されると、内容にダメ出しを加えつつ、当時を振り返った。

「まずは、俺役の俳優が全然、似てないじゃないか。それに現実はドラマとまったく違う。トッティが重要な決断を下した時、俺はもういなかったしね。トッティ家での同居生活?トッティの両親は、まるで息子のように俺と接してくれた。いつまでも感謝しているよ。しかし俺は、ドラマで描かれているほど図々しくなかった。誰かの家に行く時は、水を飲むにも許可をもらうからね」

「俺がローマに来て最初の6~7カ月くらいは、トッティがまだフリーだった。良い時で2人とも朝7時に就寝して、2時間くらいしか寝ていなかった。ときには、帰宅してシャワーを浴び、そのままトリゴリア(ローマの練習場)へ行ったこともあった。その後、トッティが(現妻の)イラリーと交際を始めてから、俺は1人とり残された。当時の俺が何て呼ばれていたか知っているか? 夜中に1人で徘徊するから“夜間警備員”だよ」

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