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Jリーグ審判が実名報道に「本人が職場で得意先に文句を言われ、パートナーや子どもが近所や学校で辛い目にあっている」

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Jリーグ審判が疑問を投げかけた

 JリーグとFリーグで審判員を務める八木あかね氏が29日に自身のツイッター(@otokodetsuraiyo)を更新し、報道のあり方について持論を語った。

 八木氏は具体的な試合やジャッジの内容については言及していないが、「どうして誤審をした審判員の実名をフルネームで報じるのだろう。実名報道により、本人が職場で得意先に文句を言われ、パートナーや子どもが近所や学校で辛い目にあっている」と指摘。「誤審した人間とその家族には当然の報いなのだろうか。試合中の判断に伴う責任はそんなにも広い範囲におよぶのか?」と疑問を投げかけた。

 Jリーグの選手がプロである一方、審判員の多くは別の仕事で生計を立てている。八木氏は「サッカーだけに注力してその世界で完結する人と、別の職を持っていてサッカーに携わっている人を同じに論じるのは違う」とした上で「審判員を全員プロにしていない現状が問題という意見には深く賛同する」と述べた。

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