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マンC退団のアグエロ、“異例の10年”に満足「誇りを感じている」クラブはスタジアムに銅像設置へ

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今夏の退団が決まったFWセルヒオ・アグエロ

 今季限りでのマンチェスター・シティ退団が決まったFWセルヒオ・アグエロが在籍10シーズンを振り返り、「大きな満足感と誇りを感じている」と語った。イギリス『ミラー』が伝えている。

 シティは29日、アグエロが今夏に切れる現行契約を更新せず、退団することを発表した。アルゼンチン代表FWは2011年夏の加入から通算384試合に出場し、クラブ歴代最多の257ゴールを記録。10番を背負い、4度のプレミアリーグ制覇など数々のタイトル獲得に貢献してきた。

 アグエロは同日に自身のツイッター(@aguerosergiokun)でメッセージを投稿。「1つのサイクルが終わるときは、いろいろな感情が湧き上がってくる」と書き出し、次のように続けた。

「現代のプロ選手としては異例の10シーズンをマンチェスター・Cでプレーできたことに、大きな満足感と誇りを感じている」

「10シーズンの間に大きな功績を残し、歴史的な得点王になることができ、クラブを愛する全ての人たちとの不滅の絆を築くことができた。僕の心の中にはいつもみんながいる」

「僕は2011年にチームを再建するべく加入したが、オーナーたちの頑張りと多くの選手の貢献によって、世界の名門の仲間入りを果たすことができた」

「この恵まれた地位を維持できるかどうかは、他の人たちに任せたい」

「僕自身は、より多くのタイトルを獲得し、より多くの喜びをファンの皆様にお届けするために、残りのシーズンも全力を尽くしたい」

「そして、新たな挑戦を伴う新たなステージが始まる。最高のレベルで戦い続けるため、これまでも常に捧げてきた情熱とプロ意識を持って立ち向かいたいと思う」

 イギリス『ミラー』によると、シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長はアグエロの功績を称え、エティハド・スタジアムに同選手の銅像を建てる計画を進めているという。同紙は「この銅像は、かつてのチームメイトであるビンセント・コンパニ氏やMFダビド・シルバとともに、アグエロを不滅の存在とするだろう」と記した。

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