マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、興味が報じられるドルトムントFWアーリング・ハーランドについて語った。

　ザルツブルクで大活躍し、昨冬に移籍したドルトムントでもゴール量産を続けるホーランド。センセーショナルな活躍を見せる20歳のノルウェー代表ストライカーに対しては、マンチェスター・シティやレアル・マドリーをはじめヨーロッパ各国のクラブが獲得に関心を寄せ、今夏に争奪戦に発展することが予想される。

　キャリアの序盤を過ごしたモルデでハーランドを指導した経験のあるスールシャール監督だが、イギリス『スカイスポーツ』で元教え子について言及。マンチェスター・Uも新天地候補に挙がる中、そのパーソナリティを絶賛した。

「彼は16歳の時に入団し、当時ひどい膝の負傷を抱えていた。しかし、彼からは強い個性を見ることができた。私が覚えているのは、彼が我々のセンターバックとセントラルミッドフィールダー、2人の本当に大きな選手をはねのけ、ピッチに倒れた彼らに対して立ち上がるように言っていたことだ。彼は勝者だ」

「彼にはとても大きなパーソナリティがある。選手としての自分がどれだけ優れているかを証明している。ヨーロッパリーグ・プレーオフでゼニトと対戦した後、レフェリーは私のところに来て『彼はすぐにチャンピオンズリーグでプレーするはずだ』と言った。もちろん、我々もそうなるとわかっていた。彼には最高のパーソナリティがある。私は(ホーランドの父)アルフとプレーしたことがあり、彼(ホーランド)にも少しクラシックなところがある。彼は勝者なんだよ」

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