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マンチェスター・U入りが噂されるケインにベンゲル氏「今の状況で判断すべきではない」

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 かつてアーセナルを率いたアーセン・ベンゲル氏が、去就が注目を集めているトッテナムFWハリー・ケインについて言及した。

 2013年のファーストチーム定着以降、トッテナムのエースとしてゴールを量産するケイン。今シーズンはプレミアリーグでゴール(17)だけでなく、アシスト(13)でも好スタッツを残している。しかしチームはカラバオ・カップで決勝に残るものの、プレミアリーグの優勝争いから早々に離脱し、ヨーロッパリーグ、FAカップからもすでに敗退が決定している。

 過去12年間無冠の続くチームで奮闘を続けるケインだが、以前からトロフィー獲得を熱望すると度々話してきた。そのため、レアル・マドリーなどメガクラブへの移籍が噂されており、直近ではリポーターとのやり取りの中で「(自身の去就は)現時点で答えるのが難しい質問」と認めている。

 現行の契約は2024年までとなっているが、すでに退団の可能性が囁かれており、ビッグクラブ間で争奪戦となることが予想されている。中でもケイン獲得に熱心とされているのが、マンチェスター・ユナイテッドだと言われている。

 そんなケインについて、ベンゲル氏は『beIN Sports』で「トッテナムは野心的なクラブだ。現時点での状況だけで判断すべきではない」とコメント。ケインの去就について自身の見解を述べた。

「トッテナムは12月の時点でプレミアリーグのトップだった。私がアーセナルを指揮していた時にも、彼らは何度か首位に立っている」

「選手というものは、常に他のクラブから勧誘を受けるものだ。そして自分の状況について考えなければいけない。彼はこれまでトッテナムの真のリーダーだった。そしてイングランドのリーダーでもある。彼のコミットメントを高く評価しているよ」

「特に私が気に入っているのは、彼のアシストの質、プレーのビジョンとスピード、そしてロングボールへの対応。つまりは10番でプレーできる選手ということだ」
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