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スペイン代表エンリケ監督「批判されるだろうとは思っていた」

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スペイン代表指揮官ルイス・エンリケ

 スペイン代表のルイス・エンリケ監督がコソボ代表戦を振り返り、DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)の起用法について言及した。

 スペイン代表は31日、カタールワールドカップ欧州予選第3節でコソボ代表と対戦。前半34分にMFダニ・オルモのゴールで先制すると、2分後の同36分にFWフェラン・トーレスが追加点。1点を返されるも、同30分にFWジェラール・モレノがダメを押し、3-1の勝利を飾った。

 エンリケ監督は「今日の私たちのパフォーマンスは本当に良かったと思う」と振り返った。

「小国との対戦だからといって、リラックスしたり、簡単に勝てるという気持ちでプレーしたりすることはできなかった。むしろその逆だ」

「ギリシャやジョージアのようなチームは守備が固く、チャンスを作るのはとても難しい。しかし、私たちが取り組んできたことの成果も見られた。これが最も重要なことだ。ギリシャには勝てなかったが、他の2試合には勝つことができた。これからも努力を続け、改善していく必要があると思っている。常により多くのことを成し遂げ、違いを生み出したいと思っているが、それは難しいこと。今はどのチームも非常に良いプレーをしていて、簡単な試合はない」

「私が考えているのは、自分のチームにとって何がベストなのかということだけだ。スペイン代表のことしか考えていない。私は自分が与えるイメージや、それによって何が起こるかということには関心がない」と強調したエンリケ監督。S・ラモスは28日のジョージア戦で起用されず、2試合の連続ベンチスタート。コソボ戦の終了間際に途中出場し、ピッチに立ったのはわずか5分ほどだった。

「セルヒオ・ラモスについての決断は、批判されるだろうとは思っていた。もし彼をプレーさせなければ、それは私が厳しすぎるからとかね。あるいは彼が5分しかプレーしなくても、まったくプレーしなくても、試合を通してプレーしていても批判されるだろう。他人が何と言おうと、私は気にしない」

 S・ラモスはこの試合後のトレーニングで左ふくらはぎを負傷し、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のリバプール戦2試合(6日、14日)とラ・リーガ第30節のバルセロナ戦(10日)を欠場する可能性が高まっている。

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