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鳥栖が今季初失点&初黒星! 止めたのはC大阪、奥埜の弾丸ミドルが決勝点

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セレッソ大阪FW西川潤が今季初先発でフル出場

[4.2 J1第7節 C大阪1-0鳥栖 ヤンマー]

 J1リーグは2日、第7節を行い、セレッソ大阪サガン鳥栖を1-0で破った。後半1分に決まったMF奥埜博亮のゴールが決勝点。J1最長タイの開幕6試合連続無失点だった鳥栖は今季初失点が響き、初黒星を喫した。

 国際Aマッチウィークを経て、2週間ぶりのリーグ戦。C大阪は負傷のためA代表初招集を辞退していたMF坂元達裕、MF原川力が欠場し、FW西川潤とMF藤田直之が先発に入った。一方、鳥栖はU-24日本代表のFW林大地とDF中野伸哉、札幌から加入したばかりのMF中野嘉大がスタメンに名を連ねた。

 先に決定機を迎えたのはホームのC大阪。前半4分、敵陣右サイドからのFKを西川がゴール前に放り込むと、ニアのFW豊川雄太が頭でそらし、FW大久保嘉人がヘディングで押し込んだ。だが、副審はここでオフサイドの判定。開幕から無失点が続いていた鳥栖は命拾いとなった。

 その後は鳥栖がボールを握る時間帯が続き、サイドを幅広く使って相手を押し込む。しかし、C大阪もU-24日本代表DF瀬古歩夢を中心にしっかりと撤退し、目立った決定機はつくらせない。終盤にはC大阪が反撃に転じ、藤田のロングスローから惜しい場面もつくり、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 鳥栖は後半開始時、中野嘉に代わってFW山下敬大を起用。ところが直後、C大阪がついに試合を動かした。瀬古のロングフィードで鳥栖の布陣を押し下げると、セカンドボールを拾った奥埜がカットインから右足を一閃。弾丸シュートをネットに突き刺し、先制点を奪った。

 鳥栖はこれが今季初の失点。開幕節から6試合無失点が続いており、前節で1996年の横浜フリューゲルスによる史上最長記録に並んでいたが、単独新記録を樹立することはできなかった。またシーズンを通じたJ1リーグ連続無失点記録は2014年の浦和レッズが達成した7試合だが、この記録にも1つ及ばなかった。

 今季初黒星は避けたい鳥栖だが、後半19分、MF樋口雄太の右コーナーキックからDFエドゥアルドがヘッドで狙うがクロスバーに直撃。同32分にはMF清武弘嗣にスライディングタックルを試みたDFファン・ソッコに2枚目のイエローが提示され、退場となった。その後は鳥栖が豊富な運動量で数的不利を感じさせないプレーを見せるも、1点が遠いまま。C大阪が1-0で勝利した。

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