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PKキッカー務めた槙野が決勝点!! 浦和、4試合ぶりゴール&白星!! 鹿島は3連敗に

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浦和レッズ鹿島アントラーズに2-1の勝利

[4.3 J1リーグ第7節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 J1リーグ3日、第7節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ鹿島アントラーズが対戦。前半37分にMF明本考浩のゴールで先制した浦和が、同アディショナルタイムにDF関川郁万のゴールで鹿島に追い付かれながらも、後半21分にDF槙野智章のPKで勝ち越して2-1の勝利を収めた。

 ここ3戦未勝利(1分2敗)で3試合連続ノーゴールの浦和は3月21日の第6節川崎F戦(●0-5)から先発5人を入れ替え、FW武藤雄樹、明本、MF武田英寿、MF柴戸海、移籍後リーグ戦初出場となるDF西大伍らを先発起用。同じく3戦未勝利(1分2敗)で2連敗中の鹿島は第6節名古屋戦(●0-1)から先発5人を入れ替え、FW上田綺世、MF白崎凌兵、DF永戸勝也、関川、リーグ戦初先発となる大卒ルーキーのDF常本佳吾らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からボールを保持して試合を進めるのはホームの浦和。前半10分にはDF山中亮輔のクロスの流れから明本がボレーで狙うも、シュートはGK沖悠哉の正面に。同27分には永戸が蹴り出したCKが直接ゴールを脅かすが、GK西川周作に弾き出されてしまうなど、スコアは動かずに試合は進む。

 すると、前半37分に浦和が先制に成功。MF小泉佳穂が左サイドから送ったサイドチェンジを西が受けると、前線へと走り出す明本へ浮き球のパス。ボールをコントロールしてPA内に侵入した明本が左足のシュートでゴールを陥れ、スコアを1-0とした。明本にとって嬉しいJ1初ゴールとなった。

 しかし、前半アディショナルタイム、永戸が蹴り出したFKのこぼれ球に反応した関川のループ気味のヘディングシュートがネットを揺らし、鹿島が試合を振り出しに戻す。関川にとっても、嬉しいJ1初ゴールとなった。

 1-1のまま後半を迎えると、同2分には左サイドからPA内に運んだFWエヴェラウドがフィニッシュまで持ち込むも、距離を詰めた西川に阻まれてしまう。後半17分には鹿島ベンチが動き、白崎に代えてMF松村優太をピッチへと送り込む。

 すると、後半18分、武藤のスルーパスからPA内に侵入した明本が常本のファウルを誘って浦和がPKを獲得すると、キッカーを務めたDF槙野智章がきっちりネットを揺らし、勝ち越しに成功。さらに同25分には左サイドから山中が送ったクロスに飛び込んだMF関根貴大がダイビングヘッドで叩き込むが、VARが介入した結果、崩しの途中で武藤にハンドがあったとしてノーゴールに。

 1点のビハインドを背負った鹿島は後半32分にMFファン・アラーノ、MF遠藤康、MF舩橋佑の3枚を同時投入して状況を打開しようと試みる。しかし、最後まで同点ゴールは生まれず。逃げ切った浦和が2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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