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プロ初ゴールも空砲に…反省の鹿島DF関川郁万「自分が簡単にやらせ過ぎた」

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鹿島アントラーズDF関川郁万

[4.3 J1リーグ第7節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 プロ3年目で、ついに生まれたJ1初ゴール。しかし、チームの勝利には結び付かなかった。試合後、鹿島アントラーズDF関川郁万は悔しさを滲ませた。

 今季リーグ戦初出場となった3月17日の第5節福岡戦で一発退場となった関川。出場停止が明けたこの試合で、再びスターティングメンバーに名を連ねることに。

 待望の瞬間が訪れたのは0-1と1点をリードして迎えた前半アディショナルタイムだった。DF永戸勝也が蹴り出したFKをFWエヴェラウドとDF槙野智章が競り合うと、こぼれ球がファーサイドに流れてくる。ヘディングで合わせたループ気味のシュートは、GK西川周作の頭上を越えると、ゴールマウスに収まって同点となるゴールが生まれた。自身にとって、J1リーグ17試合目の出場で生まれた初ゴール。得点直後には右手を突き上げ、白い歯も見せたが、試合後に笑顔はなかった。

 チームは1-2で敗れて3連敗。「自分たちのボールの持ち方やビルドアップができなかったし、奪われ方も悪かった」と反省するだけでなく、浦和の最前線に入ったFW武藤雄樹を捕まえ切れなかったことで「簡単にやらせ過ぎてしまった」と反省する。

「(武藤に)ボランチの背後で受けられたり、自分の前で触れられてかわされしまった。そこでボールを奪えたり、ファウルで止められていたら、もっと自分たちが楽に守れていたし苦労しなかった。自分が簡単にやらせ過ぎてしまったことが大きな敗因」と声を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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