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[関東]前半2分の決勝弾!早稲田大が11年ぶり1部昇格の拓殖大を下す

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[4.3 関東大学L第1節 早稲田大1-0拓殖大 味フィ西]

 早稲田大が11年ぶりに1部に昇格した拓殖大を1-0で破り、白星発進を決めた。

 開始直後のプレーだったが、相手のミスを見逃さなかった。前半2分、MF山下雄大(3年=柏U-18)のロングパスが相手DFのクリアミスを誘発。こぼれ球をFW杉田将宏(4年=名古屋U-18)が落ち着いて蹴り込んで先制点を決める。

 その後は拓大に何度も決定機を作られるもリーグ戦初出場のGK公文翔(4年=東農大一高)らを中心とした守備陣が高い集中力で跳ね返し続ける。後半15分のFW加藤拓己(4年=山梨学院高/清水内定)の重戦車のようなドリブル突破から放ったシュートが外れたことや、同27分の山下の超ロングシュートがクロスバーを叩くなど突き放すことは出来なかったが、早大がしたたかな戦いぶりで逃げ切った。

 昨年度2位と躍進した早大だが、精神的に引っ張ってくれていた4年生が卒業したことで、今季のチーム作りは困難があったという。なかなか練習試合でも結果が出ず、今季初の公式戦となった天皇杯予選の東京都サッカートーナメント学生系の部は1回戦で青山学院大に敗れた。

 それでも試行錯誤しながらようやくまとまりが見えるようになってきた。外池大亮監督も「今週はいいムードで出来ていた」と話したように、一定の手ごたえを持って開幕戦に臨むことが出来ていた。

 しかし主将MF田中雄大(4年=桐光学園高)やFW田部井悠(4年=前橋育英高)、GK上川琢(4年=湘南ユース)が故障で出遅れ、DF監物拓歩(3年=清水ユース)もコンディション不良でベンチスタート。FW加藤拓己(4年=山梨学院高/清水内定)やMF西堂久俊(3年=市立船橋高)も病み上がりで、ベストコンディションには程遠く、不安材料はまだまだ多い。

 ただそんな中でもしっかりと勝ち点3をもぎ取った。優勝した翌年の一昨年は、開幕戦で昇格組の立正大に敗れたことでリズムを崩し、終盤まで残留争いを続けることになったことを考えれば、開幕戦勝利は何よりの自信になる。

 さらに今後は高校選手権で活躍したMF安斎颯馬ら新入生の台頭も予想される。この日キャプテンマークを巻いた杉田が「開幕戦の白星はチームとしても個人的にも大きいんじゃないか」と話したように、海老茶軍団の楽しみ、そして伸びシロはまだまだ十分にありそうだ。

●第95回関東大学L特集

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