beacon

群馬が粘りの今季2勝目! 畑尾&久保田の2発で開幕節以来の勝利、愛媛は初白星ならず3連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.4 J2第6節 愛媛 1-2 群馬 ニンスタ]

 J2リーグは4日に第6節を行い、愛媛FCザスパクサツ群馬が対戦。群馬が2ー1で勝利を収め、開幕節以来となる今季2勝目を手にした。

 3敗2分でいまだ今季未勝利の愛媛と、開幕節以来未勝利の群馬が激突。ほぼ互角の試合展開の中、愛媛は前半21分にチャンスを作る。MF茂木力也が中盤でボールを奪うと、前線のFW山瀬功治にパス。山瀬がPA内からシュートを放つが、MF岩上祐三のスライディングブロックに阻まれた。

 一方、群馬も決定機。前半39分、細かいパス回しからMF内田達也が最終ラインを抜け出し、PA右に進入する。マイナス方向にパスを出すと、FW大前元紀がPA中央から右足シュート。しかし茂木のスライディングブロックに遭った。

 0ー0のまま前半を折り返すと、群馬が勢いを増す。後半11分、ロングカウンターから内田がGK秋元陽太と1対1になるも、右足シュートはわずかにゴール右外に外れた。しかし、同15分に待望の先制点が生まれる。

 群馬は左CKの流れから中盤で再びボールを収め、DF畑尾大翔がPA右にパスを出す。MF田中稔也がクロスを上げると、中盤から畑尾がPA中央に走り込む。高い打点からのヘディングシュートを叩きつけ、ゴールに突き刺した。

 白星がほしい愛媛は後半19分、山瀬がシュートを放つとGK清水慶記のセーブに遭う。こぼれ球をFW近藤貴司が押し込むが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 群馬は後半41分に追加点。MF加藤潤也からFW青木翔大、そして追い抜いた加藤とボールが渡り、最前線にスルーパスが飛ぶ。追いかける大前がPA左で収めると、山なりのクロス。途中出場のMF久保田和音が頭で合わせ、2ー0と点差を広げた。

 しかし愛媛も粘りを見せる。失点から2分後の後半43分、右サイドの茂木がクロスを上げ、最後はMF横谷繁がヘディングシュート。待望の今季チーム4点目となり、すかさず1ー2と点差を縮めた。

 終盤に勢いを増した試合だが、そのまま終了。群馬が点差を守り切り、2ー1で開幕節以来となる今季2勝目を奪取。愛媛は3連敗で初白星とはならなかった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP