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2ゴール原口元気をハノーファー監督が絶賛…去就については「オファーがあって当然」

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ハノーファーMF原口元気

 4日に行われたブンデスリーガ2部第27節ハンブルガーSV(HSV)戦でハノーファー日本代表MF原口元気が2ゴールを含むチームの全得点に関与。3点ビハインドから3-3の同点に導く活躍を見せた。

 アウェーのHSVは元ドイツ代表MFアーロン・ハントが50分までにハットトリックを記録。3点ビハインドと絶望的な状況に陥ったハノーファーだが、56分に原口がスーパーゴールを決め反撃ののろしを上げると、68分にDF室屋成が右サイドからのクロスでFWマービン・ドゥクシュのヘディング弾をアシストした場面で起点となった。さらに84分にはゴール前で座った状態から同点弾を叩き込み、ドッペルパック(1試合2得点)を達成している。

 試合後の会見で「最高のスピリット、最高の闘争心、最高の団結力を見せたチームに大きな誇りを感じている」と語ったケナン・コジャク監督は、もちろん原口についても言及。今夏にクラブとの契約が満了となる同選手がこのような試合を経験することで、ハノーファーへの気持ちが強まると思うかと問われると、「それは分からない」と返し、このように話した。

「だが、彼は今日も見られたようにハノーファーでの仕事にフルに専念している。彼が自身のパフォーマンスを2得点で飾ったことを非常にうれしく思う。彼にどれほどのクオリティがあるか、またも証明された」

「ほかに関しては彼のマネジメントとゲリー(ツーバー強化部長)との間で決められるものだ。ただ、このようなプレーヤーに市場で価値があること、彼がオファーを受けることは当然。私は、それ(原口の去就)について考える時期ではない。私は今を見なければならない。彼が現在は我々の選手である以上、一緒に可能な限りの成功をつかむことのみを考える」

 なお原口は今シーズンのリーグ戦でこれまで7ゴールをマーク。ハノーファーは36ポイントで9位につけ、2試合少ないものの入れ替えプレーオフに回れる3位のグロイター・フュルトとの勝ち点差は「14」となっている。

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