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リーガ優勝争いは混沌…2位バルサが劇的勝利で首位アトレティコと1差! 次節は3位レアルとの“エル・クラシコ”

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バルセロナが1-0で劇的勝利

[4.5 ラ・リーガ第29節 バルセロナ1-0バジャドリー]

 ラ・リーガ第29節が5日に行われ、ホームに16位バジャドリーを迎えた2位バルセロナは苦しみながらも1-0で勝利した。前日4日には首位アトレティコ・マドリーが敗戦。バルセロナがリーガ6連勝で19試合負けなし(16勝3分)とし、その差を1ポイントに縮めた。3位レアル・マドリーも追い上げており、首位アトレティコが勝ち点66、バルセロナが勝ち点65、レアルが勝ち点63と、優勝争いは大混戦となっている。

 立ち上がりの前半9分に相手のヘディングシュートがクロスバーを叩くピンチを迎えたバルセロナは、ボールを握りながら決定機を作り出せない時間が続いた。前半アディショナルタイム1分にはMFペドリが右足でグラウンダーのミドルシュート。GKジョルディ・マシップに触られたボールは左ポストを叩き、スコアレスで試合を折り返した。

 ハーフタイム明けからも焦れる展開が続く中、後半34分にバジャドリーのFWオスカル・プラノがFWウスマン・デンベレへの危険なスライディングで一発退場。そして同45分、MFフレンキー・デ・ヨングが右サイドからクロスを送り、攻め上がったDFロナルド・アラウホがゴール前で競り合うと、PA内左へ飛んだボールにデンベレが反応。左足のダイレクトシュートでニアを破り、これが決勝点となった。

 劇的な勝利を飾ったバルセロナは、首位アトレティコとの勝ち点差を1に縮める6連勝。次節は10日に開催され、アウェーで3位レアルと対戦する。しびれるシチュエーションで“エル・クラシコ”を迎えることになった。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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