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クロップがS・ラモスへの“わだかまり”に言及「あの日に起きたことは気に入らないと言った」

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レアル戦について言及したユルゲン・クロップ監督

 リバプールは6日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でレアル・マドリーのホームに乗り込む。この試合に向けたユルゲン・クロップ監督のコメントをスペイン『マルカ』が伝えた。

 両チームの対戦は2017-18シーズンの決勝以来となる。同試合では、前半にFWモハメド・サラーがDFセルヒオ・ラモスとの競り合いで左肩を痛め、涙を流しながら途中交代。早々にエースを失ったリバプールはGKロリス・カリウス(現ウニオン・ベルリン)のミスも響いて1-3の敗戦を喫し、レアルに大会史上初の3連覇を許した。

 “因縁マッチ”ともみられる今回の一戦だが、クロップ監督は「私たちの目的はリベンジツアーではない」と語っている。

「私のモチベーションは最高レベルだ。しかし、それは欧州CLであり、次のラウンドに進みたいと考えているからであって、2018年のこととは何の関係もない。あれから初めてレアル・マドリーと対戦するので、もちろん試合のことは覚えている」

「あの試合の1週間後の記者会見で、誰かにセルヒオ・ラモスを誕生日に招待するかと聞かれたら、その時は『ノー』と答えていただろう。一方で、今なら招待するかもしれない。もちろん、あの日に起きたことは気に入らないと言った。私たちにとっては、奇妙な日だった」

「それはまったくもって普通のことで、ずっと前のことだ。あのときの感覚や怒りを取り戻すことはできないし、そうした努力もしていない。私が心がけているのは、明日に向けてチームの準備をすることだけだ。難しいシーズンとなったが、自分たちの実力を見せたいと思っている」

 また、一部でレアル有利との見方が出ていることについては「それについてはまったく問題ない。彼らはそういうふうに言われることに慣れているし、私たちも挑戦者の立場でなんの問題もない」と言い切った。

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