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レギュラー落ちのデ・ヘア、降格を告げられ幻滅か

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 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの去就はどうなるのだろうか。

 今季、デ・ヘアとイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンという二人のGKを起用してきたマンチェスター・U。デ・ヘアがエドゥルネさんとの第一子誕生に伴ってスペインに帰国した3月上旬からは、これまでカップ戦を主に担当してきたヘンダーソンがリーグ戦でもゴールマウスを守っていた。

 しかし、デ・ヘアがチームに合流してからも、オーレ・グンナー・スールシャール監督はヘンダーソンをチョイス。2-1で勝利した4日のブライトン戦でもヘンダーソンが守護神としてスタメンに選ばれたことで、完全に序列が入れ替わったとみられている。

 イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』がクラブに近しい人物から得た情報によれば、スールシャール監督とデ・ヘアの関係は問題になりつつあるようだ。報道によると、スールシャール監督は昨年11月21日のWBA戦でヘンダーソンを起用しようとしたものの、30歳のスペイン代表GKがこれに不満を示したことで、そのままデ・ヘアを起用することになった。

 さらに、2月28日のチェルシー戦でもスールシャール監督はヘンダーソンを起用する予定だったとのこと。だが、デ・ヘアはこの判断に幻滅。その落胆の様子からスールシャール監督は再びデ・ヘアを起用することになったとされている。

 なお、デ・ヘアは今季リーグ24試合に出場して29失点、9つのクリーンシートを記録。一方、クラブ生え抜きのGKでもある24歳のヘンダーソンは、リーグ7試合で4失点、4つのクリーンシートという数字を残している。

 このままヘンダーソンが完全にレギュラーに定着するのか、そしてその場合、デ・ヘアは2011年から10年にわたって在籍してきたマンチェスター・Uを退団する方向に進むのか、去就の行方も含めて注目だ。

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