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2ゴールのムバッペが試合内容に「恥じるべきでない」王者バイエルンの攻略法も明かす

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2得点を挙げてマン・オブ・ザ・マッチに輝いたFWキリアン・ムバッペ

 パリSGは7日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦で昨季王者バイエルンのホームに乗り込み、3-2で先勝した。勝利を導く2ゴールを挙げたFWキリアン・ムバッペのコメントをイギリス『ミラー』が伝えている。

 昨季ファイナルの再現となった一戦。リベンジを目指すパリSGは前半3分、ハーフウェーライン付近でのボール奪取からFWネイマールがドリブルで持ち込み、PA内右でラストパスを受けたムバッペが右足で決めて先制した。

 前半28分にはDFマルキーニョスのゴールで2点をリード。一時2-2と同点に追い付かれたものの、後半23分に再びカウンターからムバッペがPA内左に進入し、右足の技ありシュートで決勝ゴールを奪った。

 ムバッペは試合後、フランス『RMCスポーツ』のインタビューで「何よりも素晴らしいのはチームのパフォーマンスで、僕は他のみんなの仕事のおかげで良い結果を得ることができた」と味方に感謝。そして「まだハーフタイムを迎えたに過ぎない」と、13日に控えるホームでの第2戦に向けて気を引き締めた。

 シュート数はパリSGの6本に対し、バイエルンは31本。ボール支配率でも39%対61%と圧倒された。試合内容では相手が優勢だったという指摘に対し、ムバッペは「僕たちは苦しんだ」と認めつつ、こう反論している。

「自分たちのパフォーマンスを恥じるべきではない。僕らはしっかりしていたし、攻勢の時にダメージを与える方法を知っていた。第2戦も同じ決意で臨むよ」

「バルセロナ戦でも話したけど、僕はこのような試合が好きだ。いつも笑顔ではいられないけど、僕は隠れるためにここにいるわけではない。このようなタイプの試合でプレーし、決定的な仕事をするのが好きなんだ」

 劣勢の展開こそ燃えると明かしたムバッペは、マウリシオ・ポチェッティーノ監督から与えられた指示についても言及。「監督は、ネイマールと一緒にキミッヒのパスコースを閉じること、そしてバイエルンのブロックを攻略するために深くランニングすることを求めていた」と説明し、「今日はそれがうまくいった」と喜んだ。

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