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7発大勝もなでしこジャパンには危機感?「決定力に不満」「攻撃の工夫が足りなかった」

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[4.8 国際親善試合 日本女子 7-0 パラグアイ女子 ユアスタ]

 昨年3月にSheBelieves Cupを戦って以来、1年ぶりの代表戦を7-0で大勝。しかし格下相手で試合前から内容面にこだわりをみせていた日本女子代表(なでしこジャパン)にとっては、やや不満が残ったようだ。

 なでしこジャパンは前半からボールを保持。前半6分のDF南萌華の代表初ゴールを皮切りに前半3得点。後半はさらに4得点を加えて圧勝した。

 だが会見に応じた高倉麻子監督の表情に笑顔は少なかった。「ゴール前までは運べていたけど、私個人としては決定力には不満が残る」と強調。さらに「もっと上のレベルを目指すうえでは様々なエラーが出たと思うので、精度を上げていきたい」と語気を強めた。

「いい崩しがたくさん見られたかなと思うが、時間帯によっては停滞していた。その辺を自分たちから変えていく姿勢がもう少しあってもいい。リーダーシップであったり、何を表現していくかを出していく選手が少ない。ただそこは伸びしろと感じているんで、しっかりと話し合いながら、いいところとして伸ばしていきたい」

 またMF中島依美も「攻撃する時間が長かったけど、攻撃の工夫が足りなかった」と感じたという。選手間でも攻撃に関しては様々な改善点が話し合われたといい、「期間は短いですが修正していければ」と11日のパナマ女子代表戦に向けた意気込みに変えていた。

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