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なでしこデビューで決意新たの18歳…MF木下桃香「貴重な時間だった」

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MF木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

[4.8 国際親善試合 日本女子 7-0 パラグアイ女子 ユアスタ]

 出番が巡ってきたのは後半40分。与えられた時間はわずかに5分間だった。しかし、なでしこジャパン(日本女子代表)MF木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)にとって、大きな一歩を踏み出す瞬間となった。

 03年3月2日生まれの18歳は3月の鹿児島合宿で初選出されると、パラグアイとパナマとの国際親善試合に臨むメンバーにも続いて選出された。高倉麻子監督も「高いポテンシャルを感じたし、攻撃のアクセントをつけられる」と期待を寄せており、パラグアイ戦でなでしこデビューを飾ることになった。

 後半40分、MF杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)に代わって投入される。指揮官からは「遠慮せずに思い切ってゴール目指してやってこい」と送り出され、自身も「アップしているときから準備はしていたので、試合に出ることになったとき、そこまで緊張することなく試合に入れた」と語ったように、平常心でピッチへと向かった。

 4-2-3-1のトップ下の位置に入ると、積極的にボールを呼び込もうとする。後半43分にはFW田中美南(バイヤー・レバークーゼン)にスルーパスを供給するなど、「自分の得意としているパスも出せた」と手応えも。一方で、わずかな出場時間ながらも、「守備の部分や、もっとゴールに絡んでいく部分」は課題として感じたようだ。

「与えられた時間の中でやることをやらないといけない。出場時間が限られるのは分かっていたので、その中で少しでも良いプレーを出せればと思っていた。今日の何分間の中で、より頑張りたい思いが強くなったので、貴重な時間だったと思う」

 なでしこデビューを飾ったことで、“この場所”に残りたい思いも強くなったようだ。「より五輪への思い、なでしこジャパンにこれからも選ばれたい思いが強くなった」。新たに決意した18歳。さらなる高みを目指していく。

(取材・文 折戸岳彦)

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