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遅延行為のローマDF、ボールパーソンから怒りの至近距離弾&主審から警告「時間稼ぎは怒りを買う…当然だった」

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ローマDFリカルド・カラフィオーリが自らの遅延行為で痛い目に遭う

 ローマは8日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でアヤックスに2-1の勝利。DFリカルド・カラフィオーリは終盤、敵地のボールパーソンにボールをぶつけられた。

 前半39分に先制を許したローマだが、後半12分にMFロレンツォ・ペレグリーニがFKを決め切って同点に追いつくと、同42分にはCKからDFロジェル・イバニェスのボレーで逆転に成功。そのまま試合を終え、敵地での第1戦を2-1の勝利で終えた。

 1点差の白熱した試合では、時間の使い方が肝になる。しかしそれが仇となり、カラフィオーリは痛い目に遭ってしまった。

 後半アディショナルタイム4分過ぎにボールはタッチラインを割り、ローマのスローインとなる。カラフィオーリは目の前に投げられたボールをはじき返し、わざわざ遠くに転がったボールを追走。すると、敵地のボールパーソンから至近距離で力のこもったボールを返され、喉元にぶつけられた。激昂するカラフィオーリだったが、遠くのボールを追いかけたことで主審に遅延行為とみなされ、イエローカードまで受けてしまった。

 そのときは怒りを見せたカラフィオーリは、試合後の『スカイスポーツ』のインタビューで「あの瞬間は色々考えてしまった」と振り返る。しかしその怒りはすでに静まっているようで「でも幸いなことになんとか落ち着けたよ。相手の選手が時間稼ぎをしたらイライラするのは当然だ。ボールを投げてきたことを尊重はしないけど…理解はしているよ」と自身の行いがボールパーソンの怒りに触れたことを認めた。


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